コロナ禍の働き方の変化
コロナ感染者数が都市部では日当たり100名を超え、東京では300名、北海道でも200名以上と急増してきている。
寒くなるにつれ新規患者数はあっというまに第2波のピークを越えた言われている。
会社でも陽性患者が増えているが
私の勤める会社(工場)でも陽性患者が増えてきている。毎週のように会社側から陽性者が発生したとの知らせがある。
本人からの報告が早く対処もしっかりできているのか、会社側ではすぐに消毒を実施し生産に影響が無い事がホームページなどでもアピールされている。
どこの誰がというのは、さすがに社内でも展開される事は少ない。
毎日行動履歴を記入しなければならないので、濃厚接触となった場合はすぐに分かる仕組みとなっている。
私の職場周辺でも濃厚接触者や可能者が発生しているが、関係者は自宅待機になり使用したPCや乗った車まで消毒しする位だ。
ソーシャルディスタンス
人と接触する機会を減らすため、様々な方法が取られている。
同時に使用する人を減らすし対面で座る事を無くす為、為各部署で時間をずらしている。
私の部署ではAM11:00から昼食となっているが、正直いい迷惑だ。
今まで対面で会議していたものも、資料のみをメールで展開される事が多くなってきた。
正直、資料や議事録のみを展開されても、その前後の繋がりが一切分からないので全く役にたっていない。
上司の仕事はメールで資料を展開する事であって、その内容を展開する事ではないようだ。
紙での配布が無くなった
メールが主流となり紙での展開が無くなった。
これは押印する為だけに出社する必要があるテレワーク(リモートワーク)を実施している人達が、電子印鑑にした結果の延長である。
紙配布をしない事で人と人との接触を減らす意味もあるようだ。
ここで問題が発生している。
今まで全員に配布していた資料がメールになった事で、紙出力するのは私の仕事になったのだ。
又、動画メッセージやWebでのアンケート類はPCを使用する必要があるが、私の現場のPC普及率は50%に満たない。
つまり1台のPCを複数名で使用する事になり、PCの空き時間を作る必要もある。毎回この手の時間を調整するのが余計な仕事となっている。
減った仕事、増えた仕事
コロナ禍により業績の悪化が避けられず、会社では業務の改廃が進んでいる。
紙の廃止もその一環だ。 事務系社員や上司達の業務は改廃されているが、その分現場の社員に負荷がかかっている。
特に技術系社員のテレワークが最悪だ。
会社の機器を使用したり現物で確認しなければならない事が多いのでテレワークをすると単純に業務に支障が出る事が多いのだ。
なので彼らは「ちょっとお願いできます?」と現場に色々お願いしてくる。
又、業務が遅れた時はテレワークを理由に「しょうがない」と行ってくる。
事務系、技術系、上司の仕事が私に振って湧いてくるので、テレワークが始まった5月・6月頃から私の仕事はいっぱいいっぱいだ。
働き方の多様性
事務系、技術系、上司には出社率が割り当てられており、テレワークをして何%まで下げなさいと言われている。
しかし、技術系社員も本気で仕事している人達からは、テレワークをすると仕事がすすまないが、テレワークをさせられると組合に苦情が来ているようだ。
組合が会社側と話し合い、テレワークは働き方の多様性として本人の選択の一つだと社員に展開した。
なので「テレワークだからしょうがない」と言う社員には、組合の見解を展開し、「上司に無理やりやらされてるならパワハラになるので私から組合に掛け合いますよ?」と言ってあげる。
彼は無言で何も言わない。
結局はテレワークを理由に楽したいだけなのである。
私ももっと楽をしたいというのが本音である。
まとめ
テレワークのおかげで現場の仕事が増えた。
コロナ禍で効果を上げている社員と上げていない社員が明確になってきた。
注意)これは私の会社での体験談であり、テレワークが悪いとは思っていません。