ボーナス査定

査定の時期です

 私の勤める会社ではそろそろ冬のボーナスの査定の時期です

コロナ禍の中の今年のボーナスは

大幅カットか全面カットかと思っていた

会社側から組合へも緊急会合の通知が来ていたらしい

皆ボーナスについての話かと思っていたが

なぜか直前で会合が取りやめになり

数日後には会社側から全額支給の展開があった

…なんで？

まぁ今回全額支給という事は

来年度のボーナスはかなり少ないか

もしくは出ないかもと皆思っているようだ

昇給も難しいと感じる

そんな中での査定会議が始まる

三密回避の為、人数を減らしして会議を開催

 本来であれば私と同じく

直接的に職場を指揮している人達と上司

そして管理者等が集まり査定会議を開く

コロナ禍で三密を回避する為

前回から上司と管理者のみで会議となっている

我々は査定会議で使用する資料を提出するまでだ

査定の資料とは

 提出しているのは点数表だ

部下の仕事に対する働きを点数化している

休日出勤や残業にどれだけ貢献したか

コストや安全にどれだけ寄与したか

品質や納期で効果を上げているかだ

だがここ数年評価と働きかたがズレてきている

「休日出勤は昨年度の半分に減らせ」

「残業は基本ゼロ」

「品質や納期の効果は仕事として当然の話」

「安全はやって当たり前」

「コスト低減は出せば良いってもんではない」

…アホかと？

点数評価では大きな差は出ない仕組み

 数年前から点数での差が出ないようになった

頑張りに対し評価点を付けても

「それをするのが仕事でしょ？」

と付けた点数を差し戻される。

しまいには

「これはあくまで指標であって査定そのものの評価でなない」

との事だ

評価で使わない資料になんの意味があるのか？

資料を作るにも結構時間が掛かっているのに

上司が変われば職場もガラッと変わるのは理解している

しかし査定の評価まで一方的変える必要があるのか？

目立つ事が必要

 昨年まで査定会議に出ていた際に言われた事だが

「彼は挨拶をあまりしないので上に行くのはどうかと思う」

「あいつは金髪だしな」

評価点で上回ってもこれらの意見が出ると

「今回は様子見で保留」となる

出世して部下を持つ身になる為の話ならまだ分かる

いやこれ半期のボーナスですし

ボーナスって仕事の頑張り評価だって言ってたのに

あとあった話は

「彼は出張ばかりで何やってるか分からない」

「自分の仕事ばかりで組織全体に対し貢献していないね」

「新人の教育とかで目だって欲しいね」

と言われる人も居る

いや、一人で長期で出張行ってて

仕事で効果もあげているのに…

結局は上司に見える所で目立たないと

ダメだって事になってる

アホくさい

将来上を目指す人を上げていく

 昔みたいに年功序列で上がっては行かない

将来を目指す人を上げていきたいようだ

でも最近んは入社２年目に対して

「将来有望かい？」と聞かれるらしい

入社２年目で将来決めるのかい！

あとは、現役の役職者を

評価していくシステムになってきているので

役職が付くともの凄いスピードで評価が上に行く

私もその中にいる

通常の半分の期間で上がってしまった為

上司からは「苦労しないで上がるのは良くないね」

と言われた

いや、私は何もコントロールしてないし

上げたのそっちだし、苦労してるし

結局は人が人を評価している

 給料やボーナスを上げる為には

出世していくしかない世の中になっている

出世させるかどうかは上司が決める

そして点数以外の評価が多きく左右する

早いはなしが

出世したければ上司に気にいられろ

とい事になる

私は上司に気にいられる行為はしたつもりはない

それどころか上司のやり方に

違うと思うとはっきり文句もいている

まぁ気にいられたとすれば

周りが断るようなめんどくさい仕事でも

絶対に断らなかった事だろうか？

だって仕事断る意味が分からないし

おかげで何でもかんでも

私に仕事を回してくる

「あなたの近くに暇人が居るんだからその人にやらせてください」

と言っても忙しい私に持ってくる

いや結構苦労してんだけどね