ポンコツ社員が会社をダメにする

コロナ禍における会議の変化

コロナ禍のせいで最近はテレビ会議が多い

テレビ会議と言っても基本は資料と音声のみだ

なので対面で行う会議に比べれば

意思の疎通がまだまだ取りにくいと感じてしまう

又、会議の時間自体もどんどん短くなってきた

今まで1時間でやって来た会議は

軒並み30分に減らされる

やはり無駄を減らし効率化していくのが世の流れ

中にはコロナ禍で集まる事を禁止された事で

複数の定例会議が廃止された

前々から要らないと思っていた定例会議だ

以前その会議の席で

「この会議必要ありますか？」

「無くしていいんじゃないですか？」

と言った事があったがその時は

「集まって伝えなきゃならない事もあるんだよ！」

と上司や重鎮共に激怒された記憶がある

やっぱり要らなかったんじゃん…

会議の意味

 私は基本的に現場の人間だ

参加する会議はものづくりに関するのが多い

受注している業務の進捗や問題共有

新規の業務依頼だ

なので物事を決定しなければ

会議その物の意味がない

仕事が先に進まず停滞してしまう

会議の前に

 会議の時間が短くなり

その短い時間で物事を決定するには

事前に議題を把握し答えを提案できる

状態にしておく必要がある

と私は思っている

逆に質問事項も事前に相手に投げておき

会議の場でスムーズに答えが貰える状態にしておく

なので私は参加者と事前に対応策などを

まとめておく事が多い

誰に習った訳ではないが

これが普通だと思っていた

トラブルは事前に策を決めておく

物事を決定できない会議は無駄な会議だ

ただ単に決定を先送りにするだけなら

会議そのものを開く必要がないと思っている

ここで先日実施した会議の話しなのだが

トラブルが発生しており

納期が大幅に遅れている 仕事がある

上流側の部署が1ヶ月の遅れを出している

テレビ会議で依頼元と今後の進め方を

決める必要があったのだ

私の職場としては冬休みには生産できる体制を

整えなければならない

ようするに日程の見直しと挽回策を

依頼元に明確に伝える必要がある

その為には事前に挽回策を決めておくのが

遅れを出した側としては当然だと思っていた

無駄な会議

 私は上流側の計画部署に対し

テレビ会議の前に関係者で対策の

すり合わせいをした方が良いと思いますよ

と進言したのだが…

思わぬ回答が返ってきた

「わざわざ事前にやる必要がありますか！」

「言われてから考えればいいじゃないですか！」

「ダメだったらもう一回考えるのがムダでしょ！」

とキレられた

え？

ミスっといて後出しじゃんけんする気なの？

結局、次回までに日程と挽回策を決める事になった

…

今回の会議はやる意味あったのか？

ポンコツ社員と役立たず部署

この手の会議は今までは

業務における上流側の計画部署が調整して

現場に流していた

しかしリーマンショック以降

社内での業務効率化や業務の改廃が進み

計画部署が計画を立てず調整もしなくなったのだ

全く意味が分からない

彼らの部署が業務を効率化する為に選んだ道は

自分達の仕事を減らし仕事時間を減らす事だった

そんな仕事のやり方をしているから 

彼らの部署は周囲から要らないとバカにされている

私にキレた社員は何の挽回策も提示せず

ただ後ろにズラしただけの日程を提出し

会議の場で依頼元から

「事前に皆さんで話あったんですよね？」と聞かれ

「はい！」と答えていた。

あきれて何も言えない。

ポンコツだ

誰かがやるのを待っている

 結局私が各部署とすり合わせ挽回策を

彼に教える必要がある

すり合わせで他の社員に会うたびに

彼の文句を言われる

上流側の彼が日程をコントロールできなかったのに

「なんで現場が挽回しなければならないんだ！」と

ポンコツの為に協力する気はないようだ

私も同じ気分だ

そして私が動いていると分かると

彼は自分で動かない

悪循環だ

責任は後工程になる

 上流側が遅れたとしても

生産できなかった責任は私の職場になる

なぜか私の職場になる

依頼元との交渉も

他部署との調整も挽回策も

実際に遅れを取り戻すために努力するのも

私の職場だ

責任のない職場と社員がうらやましい

そしてそんなポンコツに限って給料が高い

世の中、やってられない仕事って

やっぱりあるよね？